2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア2次予選で先発出場したMF守田英正(28=スポルティング)が、試合途中からの戦いに反省の弁を述べた。

MF田中碧(25=デュッセルドルフ)とダブルボランチを組んだ守田は、当初のプランだけでなく、相手を見たプレーでゲームメークを試みた。「僕が6番っぽく後ろに構えて、余裕があれば(田中)碧を押し上げてという感じだったけど、流動的にビルドアップしていく方が相手は嫌だったのかなと思ってやっていた」。細かく位置取りを変えながらボールを受け、前線にも絡んだ。

それでも時間の経過とともに、序盤の良さを維持できなくなったことを悔やんだ。「最初はいい入りができていたけど、途中から本来いないといけないところに立っていなかったり、無理やりパスを入れてショートカウンターを食らってとか、フレキシブルな戦術の中でしっかり押さえておかないといけないポイントや、基本的なところを少しおろそかにしてしまった。特に後半は流れを相手に与えてしまった」。

守田は後半13分までプレーし、MF遠藤航(31=リバプール)と交代した。