日本(FIFAランキング18位)が北朝鮮(同114位)に1点差で競り勝ち、アジア最終予選進出に王手をかけた。

前半2分に決勝点を挙げたMF田中碧(25=デュッセルドルフ)は「自分たちで(試合を)難しくした感じもあるが、勝つことが何よりも重要。勝って反省できる意味ではポジティブだし、ホームで勝てたのはすごくよかった」と、素直に勝利を喜んだ。

これで国際Aマッチ通算26試合8得点。まずは守備の役割が優先されるが、きっちり攻撃でも結果を示した。MF堂安のマイナスのクロスを、右足でゴール右に決めた田中は「(堂安)律が、中に折り返してくれるかなと思った。たまたまマイナス(の場所)が空いていたし、そこに優しいパスをくれたので、あとは決めるだけだった」と振り返った。

ベスト8に終わった1~2月のアジア杯で、代表に入らなかった田中は「やはり勝つことが、すごく難しいと改めて感じた」という。「まだまだ(自分たちは)できると思うし、もっとやらないといけない。全員で反省しながら次に進んでいければいい。W杯まで長い道のりだが、W杯で勝てるように1日1日、頑張りたい」と締めくくった。

【日本代表】北朝鮮に1-0、2次予選3連勝で最終予選へ王手 田中碧のゴール守り切る/詳細