サッカー日本代表(FIFAランキング18位)が21日、東京・国立競技場で行われるワールドカップ(W杯)アジア2次予選で、北朝鮮(同114位)と対戦する。日本は20日、同所で公式練習を行った。

攻撃陣の軸として期待されるMF堂安律(25=フライブルク)がホームでの圧勝を誓った。

同じ相手との2連戦となるが、「正直、アウェーのゲームは雰囲気含めて予想できないので、準備することも少し不可能に近いので、向こうに行ってから準備したいと思いますけど、まず初戦しっかりと相手の少しでも希望をへし折るような結果と内容で戦えれば、2戦目、相手にノーチャンスと思えるようなアドバンテージを持って、向こうに向かえると思いますし、まずはしっかり明日、集中したいなと思います」と初戦の重要性を口にした。

MF伊東純也(31=スタッド・ランス)、MF三笘薫(26=ブライトン)という2人のアタッカーが不在。自身に求められる役割も大きい。「彼らがいようがいなかろうが、自分の気持ちは変わらないですし、誰か抜けたからといって、モチベーション上がっているようでは遅い」と言い切り、「いつも通りの責任感とプレーに集中したいなと思います」と力を込めた。

直近のリーグ戦で得点を奪うなど好調を維持して北朝鮮戦を迎える。「アジアカップが終わってから、その悔しさを胸に持って1カ月間、2カ月近くですか、コンディションも上がっているので、楽しみにしていてもらえたら」と呼びかけた。【佐藤成】