第96回米アカデミー賞で、アジア初の視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0」の、受賞記念舞台あいさつが20日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。史上最多となる、全国47都道府県348館の映画館で生中継された。

この日は、主演の神木隆之介(30)、ヒロインの浜辺美波(23)佐々木蔵之介(56)吉岡秀隆(53)青木崇高(44)が壇上で、山崎貴監督(59)に記者が行う囲み取材のように直撃取材を敢行した。その中で、佐々木が「賞金いくら? と聞かれた」と質問すると、同監督は「取らなかった人は結構な、お土産をもらえる。取った人は? と聞いたら『ないです』と」と、オスカー像を取った場合、賞金はないと説明した。

お土産については「協賛スポンサーから結構、取らなかった人は、もらっていた。(おみやげは)数百万円分も…と、うわさで聞いた。信ぴょう性は、ないんですけど、楽しみにしていた」と笑った。

すかさず、佐々木は「日本円で、いくらくらいの感覚ですか? と聞きたかった」と、オスカー像の額を突っ込んだ。山崎監督は「プライスレス」と笑いながら答えた。