蒔田彩珠(21)が20日、東京・赤城神社で行われた主演映画「ハピネス」(篠原哲雄監督、5月17日公開)大ヒット祈願イベントで、アラームが鳴るのと同時に、飼っている猫にあごをかまれて起きるのが「幸せ」と明かした。

「ハピネス」は作家・嶽本野ばら氏の同名小説の実写化作品。蒔田は劇中で、心臓の病気で余命1週間を告げられた高校生の由茉を演じた。ダブル主演の窪塚愛流(20)演じる雪夫に「わたしね、あと1週間で死んじゃうの-」と突然、告白し、2人で幸せな日々を一緒に作り上げる7日間を演じた。この日が「国際幸福デー」(ハピネスデー)であることにちなみ、初共演の2人が大ヒットを祈願した。

蒔田は、作品のタイトルにちなみ日常でハピネスなことは? と聞かれると「朝、アラームと一緒に猫が起こしてくれるのが幸せ。アゴをかまれます。本当に痛いんですけど、幸せなので怒りません」と笑みを浮かべた。司会から「猫は時間にピッタリ来る?」と聞かれると「時間、ピッタリに来ます」と答えた。

新年度、挑戦したいことは? と聞かれると「ゲームですね」と即答。「普段、やらないんですけど、兄が好きで横で見ていた。今年は挑戦したい。兄が2人いて、どっちも『一緒にやろうよ』と言ってきても、動物が好きなので(ゲームの道は)通らなかった」と振り返った。プレイするゲームについて聞かれると「パソコンゲームですかね。ホラーゲームやりたいです…見るのは好きなので」と笑った。

窪塚との撮影中のエピソードを聞かれると「2人が唯一、素でしゃべっている時が、撮影で使ったカレーを、ちゃんと食べるルーティンがあった。おいしかったですね」と明かした。そして「撮影から帰って、お布団に入ることがハピネスでした」と笑みを浮かべた。