お笑い芸人のくまだまさし(50)が、目の不自由な高齢男性が客席にいたときのエピソードを披露し、称賛の声が寄せられている。

くまだは19日、「先日、劇場出番の時に嬉しい事がありました」とX(旧ツイッター)に投稿。客席の前方に座っていた「70歳くらいのお爺様」がずっと目をつぶっているため、「寝てるのかな?」と思いながらネタを続けていたところ、相手が目をつぶったまま手を叩いて笑うので、「あっ!?目の不自由なお客様だ」と気づいたという。

そのとき、くまだは「目が不自由なのに笑ってくださって嬉しいな~」と喜びを感じるとともに、舞台に長年立ってきた勘で「よしいける!!勝負だ!!」と感じたという。尻からクラッカーを発射する必殺ネタ「ケツクラッカー」を男性めがけて披露し「クラッカーのキラキラはそのお客様頭上にフワァ~と降り注ぎました」と説明。「そしたらそのお客様は本当に満面な笑顔で立ち上がり大きく手を叩きながら僕に向かって『ありがとーー』と言ってくださいました」と振り返った。

くまだは、「そのお客様の一言で、隣の付き添いの方も周りのお客様も、会場全員が拍手喝采で幸せな気持ちになりました」としみじみ。「そしてもちろん僕も嬉しい気持ちになりました お爺様、僕の方こそ『ありがとーー』でした」と喜びいっぱいにつづった。

この一連の投稿には、「めっちゃくちゃいいお話です」「さすがくまだまさしさん!」「心がほっこりしました」と称賛の声が寄せられている。