全商ビジネス検定試験 水戸商・郡司さん「9冠」 将来は母校教諭に

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全商協定全9種目の1級合格証書を手に笑顔を見せる郡司政史さん=水戸市新荘3の県立水戸商業高校で2024年2月21日、長屋美乃里撮影
全商協定全9種目の1級合格証書を手に笑顔を見せる郡司政史さん=水戸市新荘3の県立水戸商業高校で2024年2月21日、長屋美乃里撮影

 茨城県立水戸商業高校情報ビジネス科3年の郡司政史さん(18)が、全国商業高校協会(全商)が主催するビジネス検定試験全9種目で1級合格を果たした。全商によると、2023年度卒が対象の集計で、「9冠」を達成したのは全国で77人。県内では郡司さんただ一人という狭き門だ。

 検定は主に商業を学ぶ高校生が受け、簿記実務やプログラミング、珠算などの知識や技術が問われる。

 入学当初は、全9種目での1級合格は「厳しいかな。取っておければ……」くらいの思いだったという。しかし高1の11月、学年全員で受ける決まりのビジネス計算実務・電卓で1級に合格。高2の1~2月には3週連続で検定三つと国家資格の試験を受け、その後は学校の定期試験にも臨むというハードスケジュールをこなし、自信がついた。

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