愛子さま「知的好奇心にあふれ、常に誠実」 卒論は式子内親王

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記者会見する学習院大文学部日本語日本文学科の中野貴文教授=東京都豊島区の同大で2024年3月19日午前11時16分(代表撮影)
記者会見する学習院大文学部日本語日本文学科の中野貴文教授=東京都豊島区の同大で2024年3月19日午前11時16分(代表撮影)

 学習院大文学部を20日に卒業した天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは、中世を代表する歌人の式子(しょくし)内親王を取り上げた「式子内親王とその和歌の研究」と題した卒業論文を提出された。卒論を指導した中野貴文教授が取材に応じ、愛子さまについて「知的な好奇心にあふれ、常に誠実で何ごとにも朗らかに向き合ってこられた。ともに文学を読み、議論を重ねられたことをうれしく思っている」と話した。

 愛子さまは2020年4月に入学したが、新型コロナウイルス感染症の影響で3年生までは主にオンラインで授業を受け、4年生になった昨年4月から通学して対面での講義や中野教授の指導を受けた。3年時に中世の日本文学などをテーマにした中野教授の講義を受けており、昨年3月ごろに卒論の指導を依頼した。

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