人気歌手ブルーノ・マーズ(38)が、米ラスベガスのMGMグランド・カジノでギャンブルに負け、5000万ドル(約75億円)の負債を抱えていると報じられたが、MGMは否定している。

MGMで定期公演を行って今年で9年目となるマーズは、2月から4月にかけて公演を行うことになっている。

米ニュースネーションが、マーズはギャンブルで多額の負債を抱えており、MGMがマーズを基本的に所有している状態だと報じた。2016年からMGMと長期契約を結んでいるマーズは、年間9000万ドル(約135億円)を稼いでおり、借金と税金を支払ったあと、一晩当たり150万ドル(約2億2500万円)のギャラを手にすると関係者の話を伝えた。

これに対し、MGM側はギャンブルによる負債があるとのうわさを完全否定。「MGMとブルーノのパートナーシップは相互尊重に根ざした長期的なもの。臆測は完全に誤りで、彼はMGMに対して何の負債も抱えていない」とコメントしている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)