堀江翔太インタビュー「楽しいから、やり続けた」　高校選抜ラグビー

　第25回全国高校選抜ラグビー大会が22日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園で開幕する。

　ラグビー・ワールドカップ（W杯）に4大会出場し、今季限りで現役を引退する堀江翔太選手（38）＝埼玉パナソニックワイルドナイツ。長く日本代表を引っ張ってきた「ラスボス」は大阪府立島本高時代、全国大会の経験はない。しかし、今につながることを学ぶ日々だったという。【聞き手・尾形有菜】

　――さまざまなスポーツを経験し、高校からラグビーだけに絞りました。

　◆小学校ではサッカーをしていましたが小学4年くらいでやめて、5年生の途中からラグビーを始めました。6年からはバスケットボールもしていました。平日と土曜はバスケをして、日曜はラグビー。バスケもめちゃくちゃはまっていたけど、6年生くらいから「ラグビーで行く」って決めていて、公立で一番強かった島本高に進みました。

　――バスケやサッカーの経験は生きていますか。

　◆中学の時はラグビーのためにバスケをしている感覚でした。ターンやステップワークはバスケでめちゃくちゃ必要で、バスケのおかげがほとんど。サッカーもバスケも、両方やっててほんまに良かったです。

　――ラグビーだけの環境となった高校時代の練習はどうでしたか。

　◆初めてラグビーを真剣にやり、全てが新鮮で全てが新しくて。やったことのない練習ばっかりでした。

　――高校時代、一番思い出に残っていることはありますか。

　◆うちの高校は…