U-23(23歳以下)日本代表は19日、たけびしスタジアム京都で、U-23マリ戦(22日・京都)、同ウクライナ戦(25日、北九州)に向けて、合宿2日目の練習を行った。

DF半田陸(22=ガンバ大阪)は「レベルの高い選手とやれるのはすごく楽しいし、緊張感を持っていいトレーニングができている」と充実ぶりを口にした。

今回の2戦に向けて、半田は「対人のところは見せていきたいし、点に絡むようなプレーも出していければ」とイメージ。4月に控えるパリ五輪アジア最終予選前の最後となる機会に「あらためて五輪への思いは強くなった」と気持ちを高めて臨むつもりだ。

U-23代表とG大阪では、同じ右サイドバックでも役割に違いがある。それでも半田は「剛さん(大岩監督)のボールの動かし方だったり、求められるプレーは理解している。クラブとは切り替えてやっていければ」と柔軟に対応し、代表でも信頼を高めてきた。ただ、そこにとどまるだけでなく、状況に応じて変化を付けることも考えている。「ガンバでやっているようなプレーが必要になってくる場面もあると思うので、臨機応変にやっていきたい」。G大阪で見せる、右サイドから中央に入ってゲームメークにも加わる神出鬼没の動きは、チームに新たな変化を生み出しそうだ。【永田淳】