サッカー日本代表は19日、ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア2次予選・北朝鮮戦(21日・国立、26日・平壌)に向けて、千葉市内で活動した。

左サイドバックのDF伊藤洋輝(24=シュツットガルト)が、同ポジションで1年3カ月ぶりに代表復帰したDF長友佑都(37=FC東京)を歓迎した。

初日から積極的に声を出すムードメーカーの帰還に「すごく経験もある選手だし、改めて向上心だったり熱量というところが本当に感じている。すごくポジティブなことだと思います」と喜んだ。

盛り上げ隊長の参加で空気が変わったことを実感している。「すごく声も大きいし、響き渡っている。食事のテーブルでも別のテーブルまで聞こえて、声が響き渡っています」と笑った。ポジションを争うライバルとなるが、「特長が違うと思うし、それぞれの良さ、僕は佑都くんの良さというところ吸収して、よりレベルの高い選手になっていければなと思います」と切磋琢磨(せっさたくま)していく。

今回は情報が少ない相手との2連戦となる。「まずはしっかり2試合で6ポイント取れるように。勝利できるようにやっていきたい」。相手については「球際のところも厳しく来ると思うし、自分たちがそれでストレスをためないように、自分たちらしくやっていければいいなと思います」と動じずに戦う構えを見せた。【佐藤成】