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イスラエル・ハマス戦闘

パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスが2023年10月7日、イスラエルへの戦闘を開始しました。

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イスラエル首相、ラファ侵攻計画を承認 休戦交渉は継続

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イスラエルのネタニヤフ首相=エルサレムで2月18日、ロイター
イスラエルのネタニヤフ首相=エルサレムで2月18日、ロイター

 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスとの戦闘を巡り、イスラエル首相府は15日、ネタニヤフ首相がガザ地区南部ラファへの侵攻計画を承認したと明らかにした。ロイター通信などが報じた。また、イスラエルはハマスとの休戦に向けた交渉のため、仲介国カタールに代表団を送ることも決めた。侵攻準備を整えながら交渉に臨むことで、ハマスに対する圧力を強める考えとみられる。

 イスラエル軍はすでにラファに逃れている避難民について、ガザ地区中心部に退避させた後に侵攻する計画を立てている。退避先には仮設住宅や水、食料などを用意するとしているが、ラファにはガザ地区の人口の半数以上に当たる約140万人が集まっており、退避の際は混乱が予想される。首相府はラファでの作戦や住民避難について「軍が準備を進めている」としているが、侵攻する時期については明らかにしなかった。

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