ニホンライチョウ、中央アルプスへ野生復帰計画 環境省が明かす

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環境省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影
環境省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影

 環境省は15日、動物園などで飼育している国の特別天然記念物で絶滅危惧種ニホンライチョウを9月中旬に中央アルプスへ野生復帰させる計画を明らかにした。これまで野生復帰に携わった栃木県那須町の那須どうぶつ王国と長野市の茶臼山動物園に、石川県能美市のいしかわ動物園と長野県大町市立大町山岳博物館が新たに加わる。

 中央アルプスでの群れ復活事業に取り組む環境省は15日、専門家の検討会を開き、2024年度の計画を提示。4園でふ化したひなについて、野生下で主食となる高山植物を分解、消化できる腸内細菌をえさに混ぜるなどして野生に順応させる準備を進めるとした。

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