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イスラエル・ハマス戦闘

パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスが2023年10月7日、イスラエルへの戦闘を開始しました。

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ハマス新休戦案、恒久的停戦へ譲歩か イスラエル、15日にも閣議

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イスラエル軍の攻撃を受けた支援物資の倉庫跡で、パスタを手に持つ男性=パレスチナ自治区ガザ地区で2024年3月14日、ロイター
イスラエル軍の攻撃を受けた支援物資の倉庫跡で、パスタを手に持つ男性=パレスチナ自治区ガザ地区で2024年3月14日、ロイター

 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスは14日夜、イスラエルとの新たな休戦案を仲介国に提示したと発表した。ロイター通信によると、一時休戦を実施し、ハマスが拘束している人質とイスラエルが拘束しているパレスチナ人を「交換」。その後に恒久的な停戦について協議するという内容。ハマスはこれまで一貫して恒久的な停戦の実施を求めており、一定の譲歩をしたとみられる。イスラエル政府は15日にも閣議を開き、対応を協議する。

 ロイターが報じた休戦案によると、ハマスは第1段階として女性や子供、高齢者らの人質を解放する。代わりに、終身刑の囚人100人を含む700~1000人のパレスチナ人の解放をイスラエルに求めている。その後、恒久的な停戦に「合意」し、イスラエル軍にガザから撤退するように要求している。男性の人質は停戦後に解放するという。

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