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ビッグモーター問題

中古車販売大手ビッグモーターが自動車保険の保険金不正請求を行っていたことが明らかになりました。

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ビッグモーターを下請け法違反で勧告 草むしりや車購入強要 公取委

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東京都内のビッグモーターの店舗=2023年7月25日、一宮俊介撮影
東京都内のビッグモーターの店舗=2023年7月25日、一宮俊介撮影

 悪質な下請けいじめを繰り返していたとして、公正取引委員会は15日、下請け法違反で中古車販売大手ビッグモーターと100%子会社のビーエムハナテン(いずれも東京都多摩市)に再発防止を求める勧告と指導を行った。ビッグモーターは七つの勧告、五つの指導を受けた。1社に対し、一度になされた勧告・指導としては1956年の下請け法施行以来、最多。公取委は「法令違反を前提とした企業活動を行っていた。重大かつ異例で、悪質というほかない」と批判した。

 下請け法は、違反企業に勧告や指導で再発防止や被害回復を求めると規定する。特に重大な違反については勧告の上で社名を公表する。指導は原則非公開だが、公取委は悪質性を踏まえ、公表に踏み切った。

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