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悪質な下請けいじめを繰り返していたとして、公正取引委員会は15日、下請け法違反で中古車販売大手ビッグモーターと100%子会社のビーエムハナテン(いずれも東京都多摩市)に再発防止を求める勧告と指導を行った。ビッグモーターは七つの勧告、五つの指導を受けた。1社に対し、一度になされた勧告・指導としては1956年の下請け法施行以来、最多。公取委は「法令違反を前提とした企業活動を行っていた。重大かつ異例で、悪質というほかない」と批判した。
下請け法は、違反企業に勧告や指導で再発防止や被害回復を求めると規定する。特に重大な違反については勧告の上で社名を公表する。指導は原則非公開だが、公取委は悪質性を踏まえ、公表に踏み切った。
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