「40年超原発」美浜原発3号機、運転差し止め認めず 大阪高裁
毎日新聞
2024/3/15 13:31(最終更新 3/15 20:03)
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運転開始から40年を超えて稼働している関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の運転差し止め仮処分の可否が争われた即時抗告審で、大阪高裁は15日、差し止めを認めない決定を出した。長谷川浩二裁判長は、「40年超原発」の安全性を認めた大阪地裁決定と同様、「重大事故を起こす具体的な危険性は認められない」と判断した。
仮処分は、福井・滋賀・京都3府県の住民が「老朽化で重大な事故が起きる可能性が高まっている」などとして大阪地裁に申し立てた。地裁が2022年12月、これを却下したため、住民側が大阪高裁に即時抗告していた。
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