- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
米南部フロリダ州で頭痛を訴えた男性(52)の脳にサナダムシの一種の幼虫が寄生していた。米医学誌で症例を報告した同州の研究チームは「加熱が不十分なベーコン」を好んで食べる男性の食習慣が一因の可能性があるとしている。
論文によると、男性は後頭部の頭痛が4カ月近く続き、薬が効かないほど悪化したと訴えて医療機関で受診した。検査の結果、寄生虫の幼虫が引き起こす感染症の「神経のう虫症」と確認された。
のう虫症は、サナダムシが寄生した人の排せつ物に含まれるサナダムシの卵を摂取することで発症する。サナダムシは途上国などで不衛生な環境で育てられた豚に寄生するが、男性に途上国への渡航歴はなかった。
この記事は有料記事です。
残り243文字(全文536文字)