ネット出願、進学望む外国ルーツの人の壁に 自治体間で配慮に格差
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公立高校入試の出願にインターネットを活用する仕組みが各地に広がり、日本語に不慣れな外国ルーツの人が苦慮するケースが生じている。自治体のホームページ(HP)に掲載された出願の手引が日本語版だけのことが多い上、システムへの入力の手順も複雑だからだ。とりわけ日本の中学校に通っていない子どもは、手続きが支援者頼みとなっている。【永海俊】
愛知県は今年度、全ての公立高校の全課程の入試で、志望校に願書を持参する従来の方式をやめ、ネット出願を導入した。志願者は日本語のみで書かれた全39ページの手引を参照しながら、各自の端末を使って本人情報などをシステムに登録し、検定料の納付もネット上で手続きする。
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