趣里が主人公鈴子を演じるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜)14日に放送された第115回の平均世帯視聴率が15・6%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は8・9%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第88話の17・3%。

109作目の朝ドラで、趣里が戦後の大スターで「ブギの女王」笠置シヅ子さんをモデルにした主人公鈴子を演じる。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘が大阪・道頓堀にできた少女歌劇団へ。戦争の苦難を乗り越え、スターへと駆け上る姿を描くオリジナル作品。

主題歌の「ハッピー☆ブギ」は、ドラマの音楽担当でもある服部隆之氏が作詞・作曲。EGO-WRAPPIN’のボーカル・中納良恵、シンガー・ソングライターのさかいゆうと、趣里が歌唱。語りは「朝ドラ送り」で人気を集めた高瀬耕造アナウンサーが務める。

あらすじは、誘拐すると脅しの電話がかかってきた翌朝、スズ子(趣里)は愛子(このか)に学校を休むようにと言った。しかし、遊ぶ約束をしていた愛子は学校に行きたいと駄々をこねた。しばらくすると、男(水澤紳吾)から再び電話がかかってきた。午後3時に日帝劇場のロビーに3万円を巾着袋に入れて、マネジャーか家政婦が持ってこいという内容だった。タケシ(三浦りょう太)は、高橋(内藤剛志)ら刑事が張り込む中、日帝劇場のロビーに向かった。一人の男がタケシに近づきお金を奪おうとした。タケシは抵抗し、その男は高橋らに捕まった。犯人も捕まり愛子は学校に行ったが、遊ぶ約束をしていた友達が転校するということを先生から聞いた。スズ子も高橋から犯人の身元と、その息子が愛子と同じ学校で、誕生日パーティーにも来ていたということを明かされた。家に帰った愛子はスズ子らの話を聞き、遊ぶ約束をしていた友達が一君だと分かり、「居なくなったのはマミーのせいや」と文句を言った。