子どもの頃からの難聴や手足の動きにくさなど、原因不明の不調に悩まされてきたよしえさん(仮称)。25歳で左耳の聴力低下をきっかけに受診しますが、最初の病院では診断がつかず、ステロイド治療も効果が出ませんでした。自力で専門病院を探し、高気圧酸素療法などで聴力を回復させた後、最終的に指定難病「多発性硬化症」と診断されます。完治しない病を前に、不安と向き合いながらも、家族やSNSの仲間を心の支えに、再発抑制剤による治療を続けるよしえさんの軌跡を紹介します。
※本記事は、個人の感想・体験に基づいた内容となっています。2022年5月取材。












