広告ブロックが検出された!

このサイトは存続するために広告に依存しています。 私たちをサポートするために、ブラウザ内の広告ブロックを無効にすることを検討してください。 ありがとうございます!

南海電鉄・難波駅の駅サインが明るく次世代の駅を感じさせるデザインにリニューアル!

エムディエヌコーポレーション 7 時 前
Facebook Icon Twitter Icon
南海電気鉄道株式会社は、難波駅の2F中央改札口 コンコースのリニューアル工事を完了し、2025年9月末から供用を開始しました。このリニューアルで、床や柱などの見た目が刷新されているほか、サインシステムにも新しいデザインが採用されています。【目次】明るい次世代の駅を感じさせるデザイン難波駅は南海電鉄の最大のターミナル駅で、なんばエリアの街づくりの方針である「グレーターなんばビジョン」の最重要拠点でもあります。今回のリニューアルは、約3年にわたる本格的な計画と工事を経て実現されました。外観の大きな変化として、柱レンガタイルや床タイルは撤去され、曲線を生かした白い柱で「明るい駅」のイメージが強調されています。コンコース内全体にも、柱や天井を走るライン照明が取り入れられました。140周年を迎えた南海電鉄の「新時代の幕開け」にふさわしく、次世代的な駅の空間が演出されています。線端に工夫のある「Connected Line」今回のリニューアルを機に、駅構内の案内サインシステムも全面的に見直されました。南海電鉄と一体となってリニューアルデザインを手掛けたのは、これまでグッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会)を何度も受賞している株式会社ジイケイ京都(GK京都)です。南海電鉄の駅サインマニュアルは、2002年から大きな変更がありませんでした。既存のサインでは英文が全て大文字表記であったことなどをはじめ可読性の面での多くの課題がありましたが、今回のリニューアルで空間に調和しつつも視認性と可読性を高めたシンプルな表示面が採用されています。具体的なデザイン要素の1つとしては「Connected Line」が導入されました。縦横の罫線でラインカラーを取り入れ、水平・垂直の配置で信頼感を表現しつつ、縦横の線幅を変えることでリズムが加えられています。ラインの端の部分に曲線を用いることで、シャープな印象と柔らかさを併せ持つようにさせた工夫も特徴です。ラインとの統一感もある「Symbolic Number」表示面の文字のベースとなるフォントには、Monotypeの初の日本語書体である「たづがね角ゴシック」が採用されました。数字や矢印は南海電鉄の駅オリジナルの形状を取り入れ、「Symbolic Number」として「Connected Line」とのイメージの統一が図られています。階段部に大きく掲示されている番線を表す数字も、ラインと同様に角を削ったオリジナルのデザインです。インバウンドの乗降客も多いことを踏まえ、日本語と英語の比率も従来から調整されました。英語をやや大きくすることで視認性を高めつつ、情報が過剰にならないようなデザインに整理されています。この新たなサインシステムは、難波駅での試験設置とマニュアルの再整備を経て、今後は南海電鉄のほかの駅にも順次展開されていく予定です。* * * * * * * * * *今回の難波駅のリニューアルでは「LOOP(円)」モチーフを重ね合わせたデザインで洗練された印象が大幅に強まっています。同時に、案内サインについても視認性・可読性も配慮しながらスマートなデザインとなりました。なお、難波駅では新観光列車専用の「0番線のりば」については8月から改修工事をスタートさせており、そちらも2025年度末に完成予定です。南海電気鉄道株式会社/GK京都
URL:https://www.nankai.co.jp/
URL:https://www.gk-kyoto.com/
2025/10/14
記事全体を読む