山下清展 来場５千人　道立函館美術館

　道立函館美術館（函館市五稜郭町）で開かれている「生誕100年　山下清展-百年目の大回想」（北海道新聞社など主催）の来場者が９日、５千人を達成し記念セレモニーが行われた。５千人目は函館市大川町の藤田秀樹さん（６６）と富久美さん（６１）夫妻。同館の辻俊行館長より、記念品として同展の図録などが贈られた。秀樹さんは「思いがけないプレゼントでいい記念になった」と笑顔で話した。同展は２０２２年に生誕１００年を迎えた放浪の画家山下清（１９２２～７１年）の功績を回顧するもので、代表作「長岡の花火」をはじめとする約１９０点の作品と関連資料を展示している。６月１５日までの午前９時半～午後５時。月曜休館。