パナソニックは、4K放送の無線伝送によりテレビの置き方の自由度を高めた「レイアウトフリーテレビ(4K液晶テレビ)」の新製品として、「LF2」シリーズを2025年5月下旬に発売する。HDD搭載の「TH-43LF2」とHDD非搭載の「TH-43LF2L」の2機種をラインナップし、カラーは「TH-43LF2」がホワイトの1色、「TH-43LF2L」がホワイトとマットダークグレーの2色で展開する。
落ち着いた空間を演出できる新色「マットダークグレー」も登場!
レイアウトフリーテレビは、アンテナ線の制約から解放され、モニターを家の様々な場所に自由に移動して使用できるのが特長。今回の新製品では、「ゲーム機やレコーダーを接続するのに、チューナー部側にHDMI入力端子がほしい」というユーザーの声に応え、チューナー部にもHDMI入力端子を装備し、接続機器の映像・音声をモニターにワイヤレスで伝送できる新機能「Wireless Connect」を搭載。これにより、モニターとの配線なしでゲームなどを楽しむことができる。
また、「TH-43LF2」は、チューナー部に2TBのHDDを内蔵しており、番組録画が可能。「TH-43LF2L」は、HDDは非搭載となるが、USBハードディスク(別売)を接続することで番組録画が可能だ。
さらに、新4K衛星放送対応チューナー2基を含む3チューナーを搭載しているので、新4K衛星放送の裏番組録画も可能。加えて、「Netflix」「Prime Video」といったネット動画配信サービスにも対応しており、さまざまなコンテンツを楽しめる。
このほか、「ダーク系の部屋のインテリアに合う色がほしい」というユーザーの声に応えるべく、「TH-43LF2L」に新色「マットダークグレー」をラインアップしたのも特長だ。
主な共通仕様は、パネルサイズが43V型で、解像度が3,840×2,160ドット。チューナーは地上デジタル×3、BSデジタル放送×3、110度CSデジタル×3、BS4K/110度CS4K×2を内蔵する。
モニターの外形寸法/質量は両機種ともに幅980×高さ1,182×奥行492mm/約24.5kg(いずれもスタンド含む)。チューナー部の外形寸法は「TH-43LF2」が幅215×高さ80×奥行215mm、「TH-43LF2L」が幅259×高さ51×奥行166mm。HDMI入力端子は「TH-43LF2」が5基(モニター×2基、チューナー部×3基)、「TH-43LF2L」が3基(モニター×2基、チューナー部×1基)を搭載する。
価格はいずれもオープン。公式通販サイトでの販売価格は「TH-43LF2」が209,880円で、「TH-43LF2L」のホワイトが168,300円、「TH-43LF2L」のマットダークグレーが178,200円。
製品情報
https://panasonic.jp/viera/feature/LF2-series/layoutfree.html
構成/立原尚子