視神経脊髄炎(NMOSD)は、中枢神経系に影響を及ぼす難病であり、その症状や経過は患者によって大きく異なります。ともこさん(仮称)も、この病気の診断を受けるまでに実に20年の歳月を要しました。その間、繰り返される体調不良や誤診、周囲の理解不足に苦しみながらも育児や仕事に奮闘し続けてきました。病名がわからないまま過ごした日々、ようやく診断がついたときの安堵、そして現在の生活…。ともこさん(仮称)の体験を通して、視神経脊髄炎(NMOSD)とはどのような病気なのか、診断や治療に至るまでの現実をお伝えします。
※本記事は、個人の感想・体験に基づいた内容となっています。2022年2月取材。