濾胞性(ろほうせい)リンパ腫とは、白血球の一種であるリンパ球のうち、Bリンパ球ががん化してできる悪性リンパ腫の一つです。病気の進行が比較的遅いタイプ(低悪性度)のリンパ腫で、年単位でゆっくりとした経過をたどることがほとんどです。また、明確な原因やリスク因子は確認されていません。自覚症状としても首、わきの下、足の付け根などのリンパ節の腫れを除いて、無症状のことも多く、進み具合も緩やかですが、微熱、倦怠感、寝汗、体重減少など全身症状が出現した際に抗がん剤治療や放射線治療などがおこなわれます。濾胞性リンパ腫と向き合いながらもかけがえのない今を生きる、やまけんさん(仮称)にこれまでの話を聞きました。
※本記事は、個人の感想・体験に基づいた内容となっています。2024年11月取材。