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新たな感染症危機に備え「国立健康危機管理研究機構」発足 国立医療センターと感染研が統合

Science Portal 2 月 前
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 新型コロナウイルス感染症の経験を生かし、新たな感染症危機などに備える新組織「国立健康危機管理研究機構(JIHS、ジース)」が1日発足し、4日に発足式が行われた。医療現場の情報を持つ国立国際医療研究センター(国立医療センター)と、さまざまな感染症の発生動向把握や調査分析機能を持つ国立感染症研究所(感染研)を統合し、今後も起こり得る重大な感染症危機への対応能力の強化が狙いだ。

 JIHSは基礎研究から臨床研究までの研究開発、感染症危機発生時の先進的診療機能のほか、人材育成・国際協力機能も担う。理事長は國土典宏・前国立医療センター理事長が、副理事長に脇田隆字・前感染研所長が就任した。國土氏は1981年東京大学医学部卒業後、米ミシガン大学留学などを経て2007年東京大学大学院医学系研究科教授、17年国立医療センター理事長。現在68歳。