レーザー照射による局所的な加熱でハードディスクドライブ(HDD)へ情報を記録する「熱アシスト磁気記録」方式において、媒体内の温度差を用いて記録効率をさらに上げる原理を物質・材料研究機構(NIMS)が実証した。鉄白金の層の下にマンガン白金の層を置くことで、これまで使われていなかった熱が、磁化の方向を変えようとする「スピントルク」を生み出すことを利用している。将来的にHDDの大容量化や消費電力の削減に役立つ技術になると期待できる。
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