※近年では腎不全の用語は使用しないため、慢性腎不全(慢性腎臓病)・急性腎不全(急性腎障害)と表記しています。
「腎不全」とは腎臓の機能が低下して正常に働かなくなる状態をいいます。
「慢性腎不全」(慢性腎臓病)の場合は数か月から数十年という時間をかけてゆっくりと病気が進行している状態のことです。
腎臓は「沈黙の臓器」といわれるように悪化するまで自覚症状が出ないことがほとんどですが、治療により回復する場合はあります(脱水の補正など)。
自覚症状が出る頃にはかなり悪化していることが多く、気づかないうちに進行する恐ろしい病気です。
しかし、健康診断の尿検査や血液検査で早期発見できる場合もあります。慢性腎不全(慢性腎臓病)の特徴や症状、前兆や悪化した場合について詳しくみていきましょう。