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コンパクトながら解像度の高いサウンドが楽しめる英PMCのハイエンドスピーカー「Prodigy」

アットダイム 1 月 前
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エミライは、イギリスのスピーカーメーカー「PMC(Professional Monitor Company)」の取り扱い第1弾製品として、ブックシェルフ型スピーカー「Prodigy1」とフロアスタンド型スピーカー「Prodigy5」の販売を開始した。

価格はオープン。市場予想価格は「Prodigy1」が275,000円前後(ペア)、「Prodigy5」が440,000円前後(ペア)。なお、「Prodigy1」用グリル、「Prodigy1」用スタンド、「Prodigy5」用グリルは別売りとなる。

独自開発のトランスミッションライン技術「ATL」や気流制御技術「Laminair」を採用!

PMCは、BBCスタジオマネージャーのPeter Thomas氏が1991年にイギリスで設立した高品質スピーカーメーカー。プロフェッショナル・オーディオの分野で高い評価を受けており、レコーディングスタジオ、放送局、映画音楽制作、そしてハイエンド・オーディオ市場で幅広く採用されている。

今回販売が開始された「Prodigy1」と「Prodigy5」は、「性能を重視する」という同社の設計思想に基づいて設計された製品。音楽制作のあらゆる過程で使用を想定しており、Prodigyはアーティストのデスクトップやレコーディングスタジオに留まらず、自宅のシアタールームまで、ありとあらゆる音楽制作シーンで採用されているという。

そんな「Prodigy1」と「Prodigy5」の最大の注目ポイントは、PMC全製品に搭載されているトランスミッションライン技術「ATL」により、そのサイズからは想像できないほどの解像度と低音の深みを実現しているところ。

ATLは、スピーカー内部に設けられた長い音導管により、サイズを超えた深く正確な低音を実現する技術で、音量の大小に関わらず一貫した低音バランスを保つことができる。

さらに、ドライバーへの負荷を抑えた設計により低歪みを実現し、中高音域の明瞭さも向上。これにより、全帯域で透明感のある自然な音楽再生を可能にしているのだ。

また、F1レーシングの空力技術を応用した気流制御技術「Laminai」も採用。スピーカーの開口部での空気の流れを「層流」化することで、従来のバスレフポートで発生しがちな乱流やポートノイズを解消。

ATL技術と組み合わせることで、クリーンで正確な低音再生を可能とし、大音量時でも風切り音や濁りのない、スムーズな低域特性を実現している。

「Prodigy1」の主な仕様は、再生周波数帯域が50Hz~25kHz(-3dB)、感度が87.5dB SPL(1W,1m)、インピーダンスが6Ω、クロスオーバー周波数が1.7kHz、外形寸法は約320×165×237mm、質量は約4.5kg。

「Prodigy5」の主な仕様は、再生周波数帯域が35Hz~25kHz(-3dB)、感度が87.3dB SPL(1W、1m)、インピーダンスが6Ω、クロスオーバー周波数が1.7kHz、外形寸法は約905×165×237mm、質量は約10kg。

なお、両モデルともに、高域ユニットには1インチ/27mmソフトドーム、低域ユニットには5.25インチ/133mmナチュラルファイバーロングストロークLTを採用する。

↑Prodigy1

↑Prodigy5

関連情報
https://pmcspeakers.jp/

構成/立原尚子

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