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週1回以上家事をしている人のうち4分の1が「家事は苦労してこそ価値がある」

アットダイム 1 月 前
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家事は精神力で乗り越えるべきと考えられている実情が明らかに

パナソニックは家事観と効率化に関する意識調査を、全国の週1回以上家事をする男女1200人を対象に実施。その結果、約4人に1人は「家事は苦労してこそ価値がある」と回答したほか、さらに約2人に1人が、家事を家電に頼らず自分の手でやるべきと、自らプレッシャーを感じたり、過度に周囲が期待する家事があると実感しており、自身や周囲に対して家事を精神力で乗り越えるべきと考えている実態が明らかになった。

■主な回答結果

・現代人の56.3%と半数以上が「家事が嫌い」にも関わらず、それを上回る61.1%が「家事はなるべく家電や新しいサービスに頼らず自分でしたい」と回答。
・全体の40.3%が家事は手仕事でこなした方が「家族のためだと思う」と回答、20代では42.5%と特に高い。さらに、「家事をこなすことが自分の役割と思う」のは、パートナーと暮らす20代64.4%、30代56.6%、子どもと暮らす20代69.7%、30代57.3%に高い。若いカップルや新米パパママは、「家事は自分の役割」と思いがち。
・「食後の食器洗い」は効率化したい家事1位かつ、嫌いな家事・パートナーと家事負担の話し合いに挙りやすい家事3位にランクイン。しかしながら、食洗機の導入率は平均26.7%、効率化が望まれるものの導入は先延ばしの傾向。

週1以上家事をする人でも半数以上が「家事が嫌い」

まず、家事が好きかどうかを聞くと、44.3%が「どちらかと言えば嫌い」、12.1%が「嫌い」と答え、合わせて56.3%と半数以上が「家事が嫌い」という結果になった。

■約4割が「家事は手仕事でこなした方が家族のためである」と考えている

家事に対する価値観について、自分でできる家事は家電や新しいサービスなどに頼らずなるべく自分でしたいか?と聞くと、61.1%が「自分でしたい」(そう思う22.3%+どちらかと言えばそう思う38.8%)と答えた。家事が嫌いと答えた人でも、54.9%と、約半数は家電やサービスに頼ることに消極的で、家事は自分でやりたい派のようだ。

また、家事は手仕事でこなした方が家族のためだと思うか?と聞くと、40.3%が「家族のため」 (そう思う9.8%+どちらかと言えばそう思う30.5%)と答えており、特に20代では42.5%が手仕事の方が家族のためになると考えている。

■約4人に1人は 「家事は苦労してこそ価値がある」と捉えている

さらに、全体の4人に1人が「家事は苦労してこそ価値がある」(26.1%)と答えており、10代では41.0%と全世代の中でも最も高くなっている。若い世代ほどタイパが重視される令和の時代といわれるが、若い世代でも苦労してこそ価値があると考えている人が少なくないことがわかる。

家事は自分の手でやるべき?約2人に1人が経験ありと答えた家事の思い込み

今回の調査から、「家事は手仕事でこなした方が家族のためである」「家事は苦労してこそ価値がある」といった価値観を持っている人が一定数いることがわかった。

こうした価値観の根底にある考え方の一つとして、家事を家電に頼らず自分の手でやるべきと、自らプレッシャーを感じたり、過度に周囲が期待する家事観が見られる。

このようないわゆる家事根性論で語られることが多いと感じる家事はあると思うかと聞くと、約2人に1人(53.6%)が何かしらの家事において「家事根性論」を感じていることが判明。さらに具体的な家事について聞くと最も多かったのは、「食事の用意」(27.8%)となった。

■家電やサービスを活用してこれから効率化したい家事1位は「食後の食器洗い」

続いて、「家電や新しいサービスなどを活用してこれから効率化したい家事」について聞くと、「食後の食器洗い」(15.4%)が最も高く、「リビングの掃除」(14.2%)、「トイレの掃除」(13.0%)の順になった。

これらは、「嫌いな家事」や次項の「パートナーとの間で家事負担や家事のやり方について不満を持ったり、話し合いになったりしやすい家事」でも上位にランクインしており、家電やサービスで解決したいと思う人が多いことが推察できる。

■パートナーとの間で家事負担や家事のやり方について不満を持ったり、話し合いになったりしやすい家事

調査対象者の中でパートナーと同居している564人に、パートナーとの間で家事負担や家事のやり方について不満を持ったり、話し合いになったりしやすい家事について聞くと、「ゴミ出し」(23.6%)、「浴室の掃除」(16.3%)、「食後の食器洗い」(16.0%)の順となった。

「浴室の掃除」と「食後の食器洗い」は調査対象全体の「嫌いな家事」にも上位ランクインしており、負担感の大きい家事のようだ。

男女別で見ると、どの家事でも男性より女性の方が「話し合いになりやすい」スコアが高めで、特に「ゴミ出し」は女性からの指摘が多い家事となっている。

調査概要
実施時期/2024年11月16日〜11月17日
調査方法/インターネット調査
調査対象/週1回以上家事をする全国の男女1200 人
年齢/15歳~ 69歳
調査委託先/マクロミル

関連情報
https://panasonic.jp/dish/
https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/

構成/清水眞希

 

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