歯の表面は半透明のエナメル質で覆われており、その下に分布している象牙質の黄色味を帯びています。そのため、健常な歯でも真っ白ではなく少し黄色味を帯びています。一方、健全な歯が黒く見えることは通常ありません。それにも関わらず歯の根元が黒く見える場合は、何らかの汚れが付着しているか、歯や歯茎に異常が生じている可能性があります。ここではそんな歯の根元が黒く見える症状の原因や対処法について解説します。
歯の根元に付着する黒いものについて
はじめに、歯の根元に黒いものが付着してしまう原因について解説します。
歯の根元の黒い物体の正体はなんですか?
歯の根元に黒い物体が付着している場合は、歯石かプラークが疑われます。どちらも歯の表面に形成されている汚れで、病気や異常がなくても付着することがあります。
歯石とプラークについて教えてください
プラークは、歯垢と呼ばれる汚れで...