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ミラーレスで蘇る! 富士フイルム「X-M5」で愉しむヴィンテージレンズの世界

アットダイム 1 月 前
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■連載/ゴン川野の阿佐ヶ谷レンズ研究所

FUJIFILM「X-M5」には短焦点が似合う

「X-M5」にヴィンテージレンズを装着すると、現代のレンズでは得られない独特の描写を楽しめる。絞り開放時の柔らかなボケ、光の加減によって生まれるフレアやゴースト、そして手動でピントを合わせる感覚は、撮影の楽しさを再発見させてくれる。フィルムシミュレーションとヴィンテージレンズの味わいが融合して、デジタルながらフィルムライクな表現が可能となった。撮る行為をより深く味わえるのが、ヴィンテージレンズの魅力である。

今回は写真家、小平尚典さんがフィルムカメラ時代にライカM6に付けて使っていたレンズを3本借用して撮影した。全てMマウントなので、富士フイルム製のマウントアダプターを使って「X-M5」に装着。このマウントアダプターはファンクションボタンを押すとマウントアダプターの設定が呼び出せるので、レンズを交換したときExifデータに変更した焦点距離を素早く保存できるのだ。ちなみにフルサイズレンズの焦点距離は1.5倍になる。

光と影で構図を決める。広角で捉えたモノクロの世界

1本目のレンズは、Voigtlanderが自社の銀塩カメラ「BESSA L」のために設計した超広角レンズがスーパーワイドヘリア15mmF4.5である。「X-M5」に装着した時の焦点距離は22.5mmと使いやすい。21mmの外付けファインダーと組み合わせるとちょうどいい感じだ。

F8まで絞れば被写界深度で50cmから無限遠までピントが合うため、フォーカスリングを回す必要はない。撮影時は動かないようにテープで固定した

TTArtisan製の外付けビューファインダーを使用。左が28mm用、右が21mm用、ハイコスパで高性能だ

巣鴨で縁起物の熊手が店先まで運ばれていく。モノクロモードで昭和にタイムスリップ
FUJIFILM「X-M5」SUPER WIDE-HELIA 15mmF4.5 1/340sec ISO2000

店に入る前に熊手を確認する男たち。パンフォーカスでスパッと撮れる
FUJIFILM「X-M5」SUPER WIDE-HELIA 15mmF4.5 1/350sec ISO2000

とげぬき地蔵尊高岩寺の大香炉、逆光に低く漂う煙が浮かび上がる
FUJIFILM「X-M5」SUPER WIDE-HELIA 15mmF4.5 1/180sec ISO2000

境内にあった手作りの耳かき屋さん1日限定20本、知る人ぞ知る「原田耳かき店」である
FUJIFILM「X-M5」SUPER WIDE-HELIA 15mmF4.5 1/120sec ISO2000

フレアが眩しい大衆酒場、シャードーもつぶれずに描写された
FUJIFILM「X-M5」SUPER WIDE-HELIA 15mmF4.5 1/550sec ISO2000

まるで記憶の中の風景、クラシックネガ×標準レンズ

2本目のレンズは、ライツミノルタCLEの交換レンズの中の1本、MINOLTA M-ROKKOR-QF 40mmF2である。CLはコンパクトライカの略称で、海外ではライカCLのネーミングで1973年に発売された。「X-M5」に装着した時の焦点距離は60mmと標準レンズの画角を超えて、馴染のない領域に突入したが、撮影してみると撮りたいものが少しアップになってくれる。広角レンズは一歩踏み込まないと迫力が出ないが、60mmなら引き寄せられるのでその分ラクができた。

午前中の逆光でフレアとゴーストが出た、駅へ向かう道
FUJIFILM「X-M5」M-ROKKOR-QF 40mmF2 1/160sec ISO160

クラシックネガを選ぶと昭和のフジカラーの色が蘇る
FUJIFILM「X-M5」M-ROKKOR-QF 40mmF2 1/160sec ISO160

逆光とクラシックネガでコカコーラ缶の赤も色褪せたように思える
FUJIFILM「X-M5」M-ROKKOR-QF 40mmF2 1/180sec ISO160

モノクロで撮った善福寺川、歪みがなく見たままの印象になった
FUJIFILM「X-M5」M-ROKKOR-QF 40mmF2 1/100sec ISO80

歩道と公園の境界の落ち葉とツタ、落ち着いた色合いと冬の空気感
FUJIFILM「X-M5」M-ROKKOR-QF 40mmF2 1/100sec ISO2000

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