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2024年の男性化粧品市場規模は前年比114.8%の497億円に、美容液・クレンジング・パックが伸長

アットダイム 1 月 前
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インテージは、全国15歳~79歳の男女53,600人の消費者から継続的に収集している日々の買い物データSCI(全国消費者パネル調査)から推計した男性化粧品の市場動向と意識調査の結果を発表した。

男性の基礎化粧品使用きっかけは「肌の乾燥やトラブル改善のため」や「自分磨きの一環」が上位

■2024年の男性化粧品市場規模は497億円で、2019年比1.8倍に成長

男性化粧品市場規模は、2024年に497億円に達し、前年比114.8%を実現。2019年比で全体では1.8倍、分類別では日焼け止めが2.0倍、基礎化粧品1.8倍、メイクアップ化粧品1.3倍となり、安定した成長基調を維持している。

なお、価格上昇が市場拡大の一因となっている側面はあるが、多くのカテゴリでは、市場成長率が個数単価の上昇率を上回っている。

■男性の基礎化粧品市場規模は438億円で、美容液は2019年比で4.9倍に

男性化粧品の中でも9割近くを占める基礎化粧品においては、2024年の市場規模は438億円で前年比115.7%を達成。化粧水・洗顔が全体の5割を占めている一方で、大きく伸びたのは、美容液、クレンジングなどとなる。

美容液は、保湿成分やエイジングケア成分が含まれるものが一般的で、「化粧水や乳液の一歩先」のより高度なスキンケアを実践する男性が増加していることがうかがえる。

また、クレンジングの伸長は、猛暑・高気温での日焼け止め需要が急増したことも影響していると考えられるが、夏以外の月にも若年層を中心として伸びたことから、男性の肌は女性に比べて皮脂分泌が多いため、毛穴の詰まりや黒ずみをケアしたい、といった需要の高まりが見てとれる。

■男性の基礎化粧品購入金額と購入率は全年代で増加

さらに、男性の基礎化粧品購入状況を2024年と2019年で比較してみると、全体として、購入率は30.4%から33.2%への1.1倍に、購入金額は1,869円から3,131円への1.7倍となった。購入金額の増加が基礎化粧品市場の拡大の主な要因と考えられる。

年代別の購入金額は、20・30代が1.8倍、60・70代でも1.5倍の増加を見せており、男性の美容意識は、若年層だけでなく中高年・高齢層でも高まっていることがわかる。

■基礎化粧品使用きっかけは肌改善や自分磨きが上位

男性が基礎化粧品を使用するようになったきっかけについて、最も多かったのは「肌の乾燥やトラブル改善のため」(31.2%)。「自分磨きの一環」(24.1%)も多く、10代では32.4%と高い割合を示した。

そのほか、「年齢を重ね肌のケアに関心が高まった」は19.4%、「友人や家族の勧め」は17.1%、「広告やCMを見て」は5.9%、「美容雑誌やブログで紹介されていた」「SNSやインフルエンサーの投稿を見て」「韓国アイドルなど芸能人の影響」はいずれも3.5%という結果となった。

■「男性の肌ケア・化粧」に対する意識は、全体で約6割が「とても良い」「良い」

さらに、「男性が肌の手入れや化粧をすることについてどう思うか」を尋ねたところ、全体では「とても良いと思う」が13.4%、「良いと思う」が44.5%となり、約6割の人が“男性が肌の手入れや化粧をする”ことに対して好意的な意見を持っていることがわかる。

続いて、回答者の性・年代別に見てみると、男女とも、若い人ほど好意的意見割合が高い傾向であることが判明。また、男性は10~30代で約7割が好意的な意見を持っており、年代上昇とともに好意意見は減少するが、いずれの年代も否定派は1割にも満たない結果となった。

また、女性に関しては、好意的な人は10代で85.7%に達し、20~40代でも7割を超えている。これらの結果から、若年層を中心として、「男性の肌ケアや化粧」に対する好意的・肯定的な意識が広がっていることがわかる。

【使用したデータ/関連プラットフォーム】

・SCI(全国消費者パネル調査)

全国15歳~79歳の男女53,600人の消費者から継続的に収集している日々の買い物データ。食品、飲料、日用雑貨品、化粧品、医薬品、タバコなど、バーコードが付与された商品について、「誰が・いつ・どこで・何を・いくつ・いくらで、購入したのか」という消費者の購買状況を知ることができる。
※SCIでは、統計的な処理を行なっており、調査モニター個人を特定できる情報は一切公開していない

・インテージのネットリサーチによる自主調査データ

調査地域:日本全国
対象者条件:15~79歳の男女
標本抽出方法:同社「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
標本サイズ:n=5000 ※国勢調査にもとづき性別・年代・地域を母集団構成に合わせて回収
調査実施時期:2024年9月27日(金)~10月1日(火)

関連情報
https://www.intage.co.jp/

構成/立原尚子

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