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A4からB5に変更する時の倍率は?覚えておきたいA判とB判のサイズ一覧

アットダイム 7 時 前
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ビジネスシーンにおいて標準的な用紙のサイズといえば「A4サイズ」ではないだろうか。そのため、資料などはA4の紙面データで作成する人も多いだろう。ただ、A4サイズと比べると少々小さな「B5サイズ」が求められるケースもある。

そこで今回は、A4からB5に変更する倍率とその方法について解説しよう。

A4からB5への倍率はどのくらい?用紙サイズ一覧

A4からB5のサイズは以下の通りになる。

  • B5サイズ:縦 182mm ×横 257mm
  • A4サイズ:縦 210mm ×横 297mm

よって、A4からB5サイズの倍率(縮尺率)は、【86.5%】になることを覚えておこう。そのほかのA判からB判に変更する方法を確認してみよう。

【A判→B判への倍率】

用紙サイズ

B1

B2

B3

B4

B5

B6

A0 (841×1189)

86.6

61.2

43.3

30.6

21.6

15.3

A1 (594×841)

122.5

86.6

61.2

43.3

30.6

21.6

A2 (420×594)

173.4

122.6

86.7

61.3

43.3

30.6

A3 (297×420)

245.2

173.3

122.6

86.7

61.2

43.3

A4 (210×297)

346.8

245.1

173.4

122.6

86.5

61.3

A5 (148×210)

490.5

346.7

245.2

173.3

122.4

86.7

A6 (105×148)

695.9

491.9

348

245.9

173.6

123

A判の大まかなイメージは以下の通りだ。

B判は以下の通りになる。

A4からB5に倍率を変更して用紙サイズを変更する方法

A4とB5の用紙サイズの違いについて解説したが、WordやPDFであれば基本的には倍率を理解していなくても簡単に印刷するときのサイズを変更できる。また、ほかにもプリンターの設定で倍率を変更することも可能だ。それぞれのケースを確認してみよう。

■WordでA4からB5に倍率を変更する

【Wordで倍率を変更する】

  1. Wordの「ファイル」から「印刷」を選択
  2. 表示された印刷設定画面から「1ページ/枚」、「用紙サイズ指定」、「B5」を指定

■PDFをA4からB5に倍率を変更する

PDFの倍率変更は手動もしくは自動で変更できる。

それぞれの手順は以下の通りだ。また、PDFのバージョンによっては、手動で倍率を変更できないケースもあるので注意してほしい。

【自動で用紙サイズの倍率を変更する】

  1. Acrobatまたは Acrobat Reader で PDF ファイルを開き、ファイル/印刷 を選択
  2. 印刷ダイアログボックスが表示される
  3. ページサイズ処理の項目にある「サイズ」ボタンをクリック
  4. 用紙に合わせて印刷する「合わせる」、大きいページのみ縮小する「特大ページを縮小」のいずれかにチェック
  5. 印刷を押す

【手動で倍率を変更する】

  1. Acrobatまたは Acrobat Reader で PDF ファイルを開き、ファイル/印刷 を選択
  2. 印刷ダイアログボックスが表示される
  3. ページサイズ処理の項目にある「サイズ」ボタンをクリック
  4. 「カスタム倍率」を選択し、倍率をを86.5%に指定
  5. OKを押す

※出典:Adobe「印刷時にページを拡大または縮小する方法」

■プリンターでA4からB5に倍率を変更する

プリンターで倍率を変更する方法は、プリンターのメーカーによって異なる。今回は筆者が所有しているエプソンのEW‐634Tを例に紹介しよう。

【プリンターで倍率を変更する】

  1. プリンタードライバーのプロパティを開く
  2. 全般のタブを選択
  3. 印刷設定のボタンをクリック
  4. レイアウトのタブを選択し、縮小印刷にチェック
  5. 手動(86.5%)もしくは用紙サイズ(B5)に合わせて倍率を指定

もしホームプリンターでA4からB5に倍率を変更したい際は、プリンターの取り扱い説明書か「型番×倍率変更」で検索すれば、ほとんどの場合はユーザーズガイドのページで確認することが可能だ。

まとめ

A4からB5倍率する方法を紹介した。

拡大縮小コピーするケースは意外に多いため、いざという時に慌てないためにも覚えておいて損はないだろう。

文/藤冨啓之(ふじとみひろゆき)

経済週刊誌の編集記者として活動後、Webコンテンツのディレクターに転身。2020年に独立してWEBコンテンツ制作会社、もっとグッドを設立。BtoB分野を中心にオウンドメディアのSEO、取材、ブランディングまであらゆるコンテンツ制作を行うほか、ビジネス・社会分野のライターとしても活動中。

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