航空機の表面に微細な溝を付ける塗装をし、空気抵抗を減らして燃費を改善する実験を、日本航空と宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが進めている。国内線に続いてこのほど、国際線での実験を開始。この溝はサメの皮膚にヒントを得た「リブレット」構造で、生物の体を模倣してものづくりに役立てる「バイオミメティクス」の一例といえる。燃料消費や二酸化炭素(CO2)排出の削減が目的。リブレットのフィルムを貼る方法が欧州で開発されたのに対し、塗装は耐久性などでメリットが期待できるという。
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