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微弱な散乱光を高感度に検出するラマン顕微鏡 細胞観察を8倍明るく、阪大など

Science Portal 1 週 前
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 生体試料に光を当てたときに生じる微弱な散乱光(ラマン散乱光)を高感度に検出する新しいラマン顕微鏡を、大阪大学などのグループが開発した。従来技術と比較して約8倍の明るさで細胞を観察できるという。生体試料を急速凍結し、強いレーザーを長時間当てても組織が壊れないようにした。細胞内にある物質の場所や分子の化学的状態などが分かり、生物学や医学、薬学での研究で広く普及する可能性がある。

急速凍結したがん細胞をラマン顕微鏡で10時間観察した画像。緑色のシトクロム、赤色の脂質、青色のタンパク質が細胞のどこにあるか分かる(大阪大学の藤田克昌教授提供)
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