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市民とつくる街の明日、社会と変える医療の未来 千船病院とAMED、「共創」の取り組み

Science Portal 2 週 前
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 病院経営に苦難の時代が訪れている。高齢化で需要が増える一方、従事者や施設の不足が懸念される「医療の2025年問題」などが背景だ。医療分野の研究開発も、成果を社会へ一方的にもたらす在り方が転換点に立っている。方法論の変革が求められる中で病院や研究機関が重視するのが、市民や社会との「共創」だ。業界の常識に一石を投じる千船病院(大阪市西淀川区)と日本医療研究開発機構(AMED)の連携事例を取材した。

住みやすい街の安心材料に

 阪神なんば線の福駅前に立地する千船病院。診療科20、病床数300をともに超える中核病院として、60年以上にわたり地域の医療を支えている。