昨年のパリ五輪でブレイキン男子日本代表として出場し、4位に入賞した半井重幸=ダンサー名・SHIGEKIX（シゲキックス）=さん（22）が1月14日、帯広・明和小を訪れ、講演とブレイキンの体験会を行った。3～6年の児童約170人が参加し、躍動感あふれるパフォーマンスに見入った。シゲキックスさんは全国6カ所でワークショップツアーを行っており、道内では唯一、明和小が選ばれた。講演では目標を達成するために逆算して目標を立てることや、それを周囲の人に話す重要性を伝え、「25年は挑戦し続けることを大切にしたい」と述べた。続いて開かれた体験会では、ブレイキンで使う四つの技の基本形を児童に説明し、最後に全員でポーズを決めると拍手が起きた。6年の栁沼愛来さん（12）は4歳からダンスを習っており「近くで見られて忘れられない日になった。自分もあんなふうに楽しんで踊れるようになりたい」と興奮した様子で話した。
ワークショップ後、シゲキックスさんは「みんなが率先して参加してくれたのが何よりうれしかった。挑戦することはかっこ良くて楽しいと伝えたい」と話していた。
