華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は、対象ウェアラブル製品に対して、心電図測定機能(※1)を追加するソフトウェアアップデートを開始した。
今回のアップデートによって簡単に心電図(ECG)の測定が可能になることで(※2)、ユーザーの利便性がさらに向上。より全面的な健康管理をサポートしていく。
ユーザーの利便性が向上、全面的に健康管理をサポート
本機能を搭載する製品は、すでに発売済みの『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』と、2025年1月30日までグリーンファンディングにて先行支援を受付中の 『HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計』になる。
同社では今後、搭載対象製品はハイエンドモデルを中心にさらに増える予定、とアナウンスしている。
■追加となる心電図測定機能について
スマートウォッチを装着した腕をテーブル又は膝の上に平らに置く。次に反対の手の指でウオッチの右側面下側にあるボタンに約30秒間触れる(押し込まない)ことで、ボタンに内蔵された電極と心電図アプリケーションが連携。電気信号を読み取る。
このHUAWEIの心電図アプリケーションは日本のプログラム医療機器の承認(承認番号:30600BZI00035000)を取得している。
スマートフォンの「HUAWEI Health」アプリからデータをダウンロードして、PDF形式で医師と共有することも可能だ。
■心電図測定の結果について
測定結果は「洞調律」「心房細動」「心拍数が110より上」「心拍数が50より下」「判定不能」のいずれかが表示される。結果に関わらず、不安を覚える場合や自覚症状がある場合は医師の診察を受けること。
『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』のアップデート
現在使用中の『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』(46mm/42mmケース径シリーズ)は、2025年1月8日より順次アップデートが開始されており、約1週間を目処にすべてのユーザーに専用スマートフォンアプリ「HUAWEI Health」を通してアップデート通知が届く予定だ。
この『HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計』は自身でアップデートする必要はなく、デフォルトで機能が搭載されている。
『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』は1月8日以降、下記の手順でスマートフォンの「HUAWEI Health」アプリとスマートウオッチを、それぞれ最新バージョンにアップデートすることで心電図測定機能が使用できる。
■『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』の製品概要
『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』は「HUAWEI WATCH GT」シリーズの最新フラッグシップモデル。サファイアガラスのディスプレイをはじめプレミアムな素材と高級感のあるデザインでビジネスシーンはもちろん、様々なスポーツシーンでの活躍も期待できる。
特にゴルフ機能は新たな3Dゴルフマップ表示となりグローバルコースにも対応。「グリーンセンターまでの距離」や「タッチしたポイントまでの距離測定」に加えて、新たに「グリーンの傾斜」や「各ハザード・グリーンフロントエッジ・バックエッジまでの距離」、「グリーンの方向」機能が追加され、より戦略的なゴルフプレーをサポートする。
そのほか40mのフリーダイビングに対応したほか(※7)、より高度なランニングモニタリングも実現することで、スポーツライフによりプロフェッショナルに寄り添う。
もちろん、進化した健康管理機能、スマートアシスタント機能、通常使用で最大14日間(※8)のパワフルバッテリーも搭載している。
税込の市場想定価格は46mmシリーズのブラック(フルオロエラストマーベルト)が4万8180円、チタニウム(チタニウムベルト)が6万5780円、42mmシリーズのホワイト(フルオロエラストマーベルト)が6万5780円、セラミック(セラミックベルト)が8万7780円。
『HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計』について
自動血圧モニタリング機能を新たに搭載したスマートウオッチ『HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計』は、2025年1月30日までクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて、お得な早割価格が用意され、先行して公開・支援を受け付けている。
プロジェクトページURL:https://greenfunding.jp/lab/projects/8646?utm_medium=HUAWEI&utm_source=press_release
■『HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計』の製品概要
『HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計』は、日々の血圧測定を簡単便利に行うことが可能な、日本の管理医療機器※3の血圧計内蔵のスマートウオッチだ。
通常のスマートウオッチと同様、手首に装着し、日中はリマインドに沿って測定姿勢を取るだけで簡単に血圧測定を行なうことができる。
前モデル『HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計』から機能は進化しており、日中に加えて夜間は自動で血圧測定を行う自動血圧モニタリング機能(※4)が新たに搭載された。このため1日を通して血圧の変化を手軽にモニタリングできるようになり、自己管理に役立つ。
また、約1.82インチの大画面ディスプレイながらもウオッチ本体はよりコンパクトになり、長時間着けていても疲れにくい仕様となった。血圧測定時のカフの圧迫も、より静かに効果的に行なえるように改善されている。
そのほか睡眠モニタリング、心拍数、血中酸素レベル、体表面温度、ストレスレベルなどの健康管理機能(※5)も豊富に搭載。ワンタップで総合的なヘルスケアチェックできる機能も追加されている。
歩数はもちろん、ウォーキングやランニングのルートマップ、詳細なモニタリングが可能なワークアウトモードも便利だ。
バッテリーは1日6回血圧測定する通常使用の想定下で(※6)約6日間持続する。汗に強い素材のブラックと、シックな装いのホワイトレザーを使用したゴールドの2つのモデルが用意されている。
※1:心電図(ECG)はHUAWEIの心電図アプリケーションを指します。
※2:この機能は、心房細動の兆候の検出を補助的に行うものであり、従来の医師による診断に替わるものではありません。結果はあくまで参考です。また、この機能は18歳以上の成人の使用を意図しています。
※3:自動電子血圧計の医療機器認証番号:306AGBZI00008000
※4:夜間の自動血圧モニタリング結果は、管理医療機器認証外のため、医療目的で使用できません。
※5:血圧計、心電図以外の健康管理機能は医療目的では使用できません。
※6:『HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計』のバッテリーもち約6日間は、以下の使用条件でテストされています。1日に6回の血圧測定。健康管理機能(心拍数測定、睡眠測定、血中酸素レベル、ストレスレベル)の有効化。毎週90分のワークアウト、毎週30分の音楽再生、毎週30分のBluetooth通話、メッセージ通知の有効化(1日平均メッセージ50件、通話6件、アラーム3回)、1 日に合計30分間デバイス画面を点灯。データはファーウェイ・ラボによるものです。実際の数値は製品や使用方法及び環境要因によって異なる場合があります。
※7:『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』は5ATM 規格の防水防塵性能に準拠しています。ISO 規格22810 : 2010 に基づく水深50 メートルでの耐水性を備えています。また本製品はIP69K 規格の防護性能に準拠しています。さらにEN13319 規定に基づく、40mのフリーダイビングに対応しています。熱水シャワー、温泉、サウナ(スチームルーム)、スキューバダイビング、テクニカルダイビング、高飛び込み、高圧洗浄など高水圧、高温、高湿、高速水流を伴うシーンでは使用できません。海水でウォッチを着用した後は、淡水でゆっくりとすすいでください。メタルベルトは水泳や汗に耐えられるようには設計していません。そのため、このような状況では、ほかのタイプのベルトを着用することをお勧めします。防滴、防水、防塵は永久的はなものではなく、日々の着用により保護性能が低下する場合があります。
※8:『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』46mmケース径シリーズで最大14日間のバッテリーもちです。通常使用は、以下の条件でテストされています: 心拍数測定ON、睡眠測定ON、毎週90 分のワークアウト(GPS ON)、毎週30分の音楽再生、毎週30 分のBluetooth通話、メッセージ通知ON(1日平均メッセージ50件、通話6件、アラーム3回)、1日に200回画面点灯。データはファーウェイのラボによるものです。全てのデータはファーウェイラボによる測定結果であり、実際の数値は製品や使用方法及び環境要因によって異なる場合があります。
関連情報
https://greenfunding.jp/lab/projects/8646?utm_medium=HUAWEI&utm_source=press_release
https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt5-pro/
構成/清水眞希