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鏡像異性体に液体のり成分を加えて放射線治療、マウスのがんがほぼ消失 東大など

Science Portal 4 週 前
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 がんの放射線治療に用いるホウ素化合物で実用性が低いとみなされていた鏡像異性体に液体のりの成分を加えると、臨床に使われる薬よりもがん細胞により集まってとどまりやすいことを東京大学などのグループが発見した。ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)でマウスのがんをほぼ消失させたという。今後、ヒトの膵臓がんなど完治が難しいがんへの応用を目指す。

ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に用いるL-ボロノフェニルアラニン(L-BPA、左)と、ポリビニルアルコールと組み合わせることでがん細胞に集まってとどまりやすくなると分かった鏡像異性体D-BPAの化学構造(東京大学の野本貴大准教授提供)
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