産学連携拠点「エア・ウォーターの森」が開業

産業ガス大手エア・ウォーター（大阪）は12月6日、札幌市内に建設を進めていた産学連携の拠点ビル「エア・ウォーターの森」を開業する。新ビルはJR桑園駅近くに立地。柱に道産カラマツ材を使った4階建てで、1階では道産食材を扱う一般利用可能のレストランが営業。契約した大学や企業だけが使える2階と3階のフロアには、通常のオフィスのほか、食品加工の試験などが行える実験室（ラボ）や会議室がある。フロア内には利用者同士が自由に会話できる場所を複数つくり、組織の垣根を越えた連携を促す。