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意外と少ない?50代以上の女性でおせち料理をすべて手作りした人は1割以下

アットダイム 2 月 前
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あと1か月もすれば怒涛の年の瀬がやってきて、気付けばお正月になっていることだろう。お正月といえばおせち料理だが、 “おせち離れ”が叫ばれる今、50代以上の女性の何割程度が、この伝統的な行事食を喫食しているのだろうか?

50代からの生きかた・暮らしかた応援雑誌「ハルメク」などのマーケティングやリサーチのコンサルティングを通じて、50代以上のインサイトを日々探求する「ハルメク 生きかた上手研究所」はこのほど、50~86歳のハルメクモニターの女性611名を対象に「お正月に関する調査」をWEBアンケートにて実施し、その結果を発表した。

年間「行事食」の中で食べた割合が高いのは、お正月と大晦日で9割前後

昨年2023年9月~今年2024年8月の1年間に食べた行事食をみると、「お正月」が93.5%で最も多く、以下「大日」が88.4%、「クリスマス」が76.6%、「節分」が71.4%と続く。

2021年に実施した行事食調査の結果と比べても、お正月・大晦日に関してはほぼ変化がなかった。(2021年調査 n=470「毎年食べている行事食」として質問。お正月93.6%、大晦日84.7%)

お正月の「おせち」に限定すると、「食べた」が83.3%(509名)で、そのうち86.4%が満足しているとわかった。

満足理由としては、「美味しかった」以外に、「品数の多さ」や「食べやすい大きさ」「大勢で食べるのが楽しい」などが挙がっている。

■今年の「おせち」に満足した理由(FAより抜粋)

<品数の多さ、食べやすい大きさ>
・味付けと盛り付けが良く、子供にも評判が良かった(63歳)
・一人前ずつのおせちにしたので気兼ねなく食べることができた。おせちは代表的なメニューが彩りよく入って、味付けも上品な味で美味しかった(66歳)
・自分では調理できないようなものもあるし品数も多く見た目も豪華。時間も節約できた(69歳)
・嫌いなものがなく、食べやすく一口サイズになっている(73歳)
・種類が多く少しずつ入っていたので飽きずに楽しめた(74歳)

<大勢で食べて楽しかった>
・いつも決まったものだが、年に一度子どもたちに煮物など手づくりで作ったものを食べてもらえる日なので、量もたくさん作りみんなで飲んで食べるのは楽しかった(68歳)
・50年以上続く手づくりおせちです。子供や孫たちにも大好評で、みんなの笑顔を見るのが楽しみです。ちなみに、姉、親戚にも届けて喜ばれています(75歳)

座談会でも、おせちを囲んで家族との会話を楽しんだり、思い出にひたるなど家族との時間を享受している様子がうかがえた。

今年の「おせち」を準備するためにかかった費用は平均20,671円

「おせち」を手づくり、もしくは購入した人に、「おせち」の準備にかかった費用を聞いたところ、平均額は20,671円であった。年代別にみると、50代が最も低く、60代、70代と年代が上がるにつれて高くなり、高年代ほどお金をかけている傾向がみられた。

今年おせちを食べた人のうち、「全て手づくり」した人は1割に満たなかった

今年食べたおせちを「全て手づくり」した人は、わずか7.7%にとどまった。

購入したおせちの内容をみると、3割が「冷凍の詰め合わせおせち」を購入していることがわかった。また、「冷凍の詰め合わせおせち」の購入割合は高年代ほど多いことが判明した。

<調査概要>
調査方法:WEBアンケート
調査対象・有効回答者数:50~86歳の全国のハルトモ(ハルメクのモニター組織)の女性・611名
調査実施日:2024年9月4日(水)~9月9日(月) 
調査主体:株式会社ハルメク・エイジマーケティング  ハルメク 生きかた上手研究所

出典:ハルメク 生きかた上手研究所調べ

構成/こじへい

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