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Excelで「0」の表示・非表示の設定方法【図解】

アットダイム 2 月 前
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Excelで「0」を表示したいのに、それが出てこなくて困っている、という状況になっていないでしょうか。

Excelではデフォルトで「0」を非表示にするようになっているので、設定を変更しなくてはいけません。

本記事ではExcelの「0」を表示する方法について解説します。また、「0」を非表示にする方法についても説明します。

Excel(エクセル)が「0」を表示しない場合の確認ポイント

Excelが「0」を表示しない場合、次の4つをまずは確認しましょう。

    各確認ポイントについて詳しく解説していきます。

    1.ゼロ表示がオンになっているか

    Excelはデフォルトではゼロ表示がオフになっています。「0」を表示するには、これを「オン」にしなければいけません。

    上部の「Excel」から「環境設定」をクリックします。

    Excel環境設定の画面から「表示」を選択します。

    ここから「ゼロ表示」にチェックを入れます。一旦これで「0」が表示されないか試してみましょう。

    2.セルの色が白になっていないか

    「0」が表示されない場合、文字の色が白になっていないかも確かめた方が良いです。文字の色が白になっていると、背景と同化してしまい、見えなくなってしまいます。

    文字色の変更は「ホーム」タブの「フォントの色」から可能です。

    文字色が白に設定されていた場合、次のように黒に変更すると見えるようになります。

    3.書式設定が「数値」になっているか

    続いて、書式設定が「数値」になっているかも確認しましょう。書式設定が「数値」以外になっている場合、「0」が正しく表示されない可能性があります。

    書式設定画面を開くには、「ホーム」タブから「書式」をクリックします。

    そこから「セルの書式設定」をクリックします。これで書式設定画面を開くことが可能です。なお、何度も画面を開く方はショートカットキーの「Ctrl+1」を使うと良いです。

    セルの書式設定画面から「表示形式」タブを選択します。そして分類欄を「数値」に変更しましょう。「OK」をクリックすれば、書式が数値に変更されます。これで「0」が表示されないか確かめてみましょう。

    4.関数が使われていないか

    次に、関数が使われていないかを確認します。「0」が表示されないセルをクリックし、上部の「fx」の欄に関数が表示されていないか確かめてみましょう。

    関数が表示されている場合、関数の処理によって「0」が非表示になっている可能性もあります。

    Excelで小数点以下に「0」を表示する方法

    続いて、Excelで小数点以下に「0」を表示する方法について図解します。Excelで以下の図のように「1.0」と入力します。

    Enterを押すと「1」と表示されてしまいます。

    これを「1.0」と表示されるようにするには「ホーム」タブの「小数点表示桁上げ」をクリックします。すると、「1.0」と表示されるようになります。再度クリックすると「1.00」になります。クリックするたびに「0」を増やすことができます。

    数字の先頭の「0」を表示したい場合

    数字の先頭に0がある場合、Excelでは通常0を表示しません。電話番号などで表示されないと困る場合があります。

    例えば、「0123456789」と入力しても、

    「Enter」を押すと「123456789」と表示されてしまいます。

    そんな時は、数値を入力したセルを選択した状態で右クリックして、「セルの書式設定」をクリックします。

    「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されたら、「表示形式」タブの中にある「ユーザー定義」をクリックします。

    「種類:」下の枠に「0000…」と、「サンプル」内の数字の先頭に0が表示されるまで入力して、「OK」をクリックします。

    「0123456789」と、先頭に0が表示された数値として表示されます。

    Excelの「0」を関数を使って非表示にする方法

    最後に、Excelの「0」を関数を使って非表示にする方法を紹介します。関数を使って非表示にする手順は次のとおり。

    1つ1つの手順について詳しく解説していきます。

    1.表を作成する

    まず、「0」を非表示にする実験を行うための表を作成します。以下のように、A列の値からB列の値を引いたものを、C列に表示させる表を準備しましょう。

    以下のように「=A6-B6」によってC列に値を表示させようとすると、「0」が表示されてしまいます。これを今から関数によって非表示になるように設定します。

    2.IF関数を使う

    「0」を非表示にするにはIF関数が必要となります。IF関数は条件によって動作を変更することができる関数です。IF関数によって「A列-B列」が「0」になる場合だけ、表示が空白になるようにすれば良いです。

    C列の最初に「=IF(A3-B3<>0,A3-B3,””)」と入力します。このIF関数は、A3-B3の結果が0以外ならA3-B3の結果を表示し、0なら空白になるという意味です。

    すると、次のように「3」と表示されます。

    3.他の行にも反映させる

    関数を下までコピーして、他の行にも適用させてみましょう。

    数値A-数値Bが「0」になっている行は、空欄になっていることを確認してください。

    まとめ

    本記事ではExcelで「0」を表示する方法について解説しました。最後に、「0」が表示されない場合の確認ポイントについておさらいしましょう。

    1. ゼロ表示がオンになっているか
      1. 「Excel」⇒「環境設定」⇒「表示」
      2. 「ゼロ表示」にチェックを入れる
    2. セルの色が白になっていないか
      1. 「ホーム」⇒「フォントの色」
      2. 白から別の色に変更
    3. 書式設定が「数値」になっているか
      1. 「ホーム」⇒「書式」⇒「セルの書式設定」
      2. 「表示形式」⇒「数値」⇒「OK」
    4. 関数が使われていないか

    「0」が表示されない、といったトラブルはExcelではよくあります。このようなトラブルは落ち着いて原因を1つずつ潰していくことが肝心です。

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    構成/編集部

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