腟がんと診断されながらも前向きに治療に向き合ってきた「さやちぇる」さん(仮称)は、9月下旬に惜しまれつつ他界されました。ご本人・ご遺族の意向を受け、生前に取材した闘病体験談をお届けします。がん検診も会社の健康診断でもずっと「異常なし」だったというさやちぇるさんが、ある日医師から告げられたのは「ステージ4」。目の前が真っ暗になったところから、どのように気持ちを切り替え、どのように治療に望んだのでしょうか? 彼女の体験を通じて、腟がんという病気を知り、病気に対する理解を深めるきっかけにしてもらえれば幸いです。
※本記事は、個人の感想・体験に基づいた内容となっています。2024年7月取材。