北海道内の食文化と映像の複合イベント「北海道フードフィルムフェスティバル」は11月23日、2日目を迎え、札幌市内の映画館で能登半島地震の復興支援に向けた企画、大泉洋さん主演の映画「探偵はBARにいる」の上映会などが行われた。復興支援企画では、チョコレートの世界的品評会で8年連続最高賞を獲得した菓子職人で、石川県出身の辻口博啓さんが新作を完成させるまで密着したドキュメンタリー映画を上映。辻口さんは上映後に登壇し、同品評会に今年出品した菓子について、「子どものころから親しんだ素材を集めた」と語った。「探偵はBARにいる」のトークショーには、出演した大泉さんや俳優の小雪さんが登壇。大泉さんは、映画の中で探偵が食べたナポリタンが印象的だったと語り、小雪さんは「食と映画がセットになり、心と体に栄養を入れられる文化が根付けば」と語った。
また、北海道新聞社新本社1階「DO-BOX EAST」で、映画「おいしい給食 Road to イカメシ」の上映会も行われた。