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THE MAKING (331)ガラスができるまで

Science Portal 2 月 前
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 原料や材料から身のまわりにある製品ができあがる姿を追う「THE MAKING(ザ・メイキング)」。第331回は、ガラスができるまで。

 ガラスは主に、珪砂、ソーダ灰、石灰の粉から作られます。原料を混ぜ合わせて溶解炉に入れ、約1300度で溶かします。この溶けたガラスを冷やして砕いたものが「カレット」です。「光学ガラス」のガラス材料は、性質の異なるカレットを混ぜて溶かしたものを、ゆっくり冷やしながら板状に伸ばして、気泡やゆがみのないガラスに作り上げられます。結晶化した特殊なガラス「極低膨張ガラスセラミックス」は、炉の中で温度管理して結晶化させていき、ダイヤモンドで削って成形することで作られます。