プロ野球北海道日本ハムの本拠地「北海道ボールパークFビレッジ」(北広島市)に11月30日、フィンランドの人気キャラクター「ムーミン」をテーマに球場の内外を装飾した「ムーミン・ウィンター・ランド」がオープンする。球場内のレストラン「そらとしば」近くに、約1万3千個の電飾を使ってムーミン谷の幻想的な雰囲気を再現。店に入ると、約300匹の「ニョロニョロ」が出迎えてくれる。宿泊できるコンセプトルームも屋外に3棟用意する。北広島団地の街並みがムーミンの「自然との共生」のイメージに合致し、市はムーミンの国内商品化権を持つ管理会社と協定を結んでいる。ムーミンキャラクターズ社のロレフ・クラクストローム社長は「作者のトーベ・ヤンソンは作品で誰もが受け入れられる社会を描いた。そんなムーミンの世界を楽しんでもらいたい」と話した。来年3月9日まで。