原料や材料から身のまわりにある製品ができあがる姿を追う「THE MAKING(ザ・メイキング)」。第330回は、図工室の「角イス」ができるまで。本作は、20分をこえるシリーズ特別編です。
図工室などにある角イスは、杉や檜(ひのき)などの木材で作られます。伐採した丸太を「板材」にし、木の細胞を壊さないようにいぶすなどして1ヶ月乾燥させます。こうしてできた板材を加工して、製品の「部材」にしていきます。部材を組み立てて亜麻仁(あまに)油などで塗装することで、角イスができあがります。
木を伐採した植林には新しい苗木を植えて、次の世代の木材を育てていきます。