こだわりが強い人は、頑固で扱いにくい印象を持たれやすいでしょう。こだわりを持つこと自体は大切でも、それが強くなり過ぎれば生きづらさにつながってしまいかねません。
この記事ではこだわりが強い人の特徴を知り、長所と短所に気づくためのポイントを解説します。こだわりの強さを直すための方法も紹介するので、参考にしてみてください。
こだわりが強い人の特徴とは？
こだわりが強い人は、ストイックな性格や言動が多いという特徴があります。特徴に当てはまるものがないか調べてみましょう。
■ 人の話を聞き入れるのが苦手
こだわりが強い人は人の意見を聞き入れようとせず、自分の意志を曲げない傾向があります。自信があるからこそ、周囲のアドバイスを受け入れがたいのです。
また、人は人という意識が強く、意見に流されない気質とも言えます。
■自己主張が激しい
こだわりが強い人は、周りに合わせるよりも自分の考えを主張したいタイプです。ポリシーがあるからこそ、協力して作業するよりも従ってほしい欲求が強い人もいます。
■完璧主義者でストイック
こだわりが強い人は、物事を納得するまで追求したいストイックな性格であることが多いようです。
仕事でも趣味でも妥協したくなく、自分が決めたルールに従って一定以上のクオリティを出したいと思っているのです。
■周りにも完璧を求める
自分だけでなく周りにも一定以上のレベルを求めてしまい、対立する傾向があることもこだわりが強い人の特徴です。
真面目だからこそ、自分と同レベルのことを周りもやるべきだと思い込んでいるのです。
■エネルギッシュである
こだわりが強い人は、自分のこだわりを押し通すだけのエネルギーがあります。周囲はそのやる気やパワーに圧倒されることもあり、ついこだわりが強い人に合わせてしまう傾向があります。
こだわりが強い人との正しい付き合い方
こだわりが強い人と付き合うには、できるだけストレスを溜め込まない工夫が必要です。心掛けたいポイントは次の通りです。
■ 裁量権を委ねる
こだわりが強い人に自分の意見を通そうとするよりも、一定部分は任せることがおすすめです。納期だけを伝えて、後は任せるという判断が、クオリティの高い仕事をこなしてくれる可能性につながるでしょう。
■深入りしすぎない
こだわりが強い人の気持ちを変えようとすることは、エネルギーが必要なことです。ある程度距離を保つことを優先し、お互いの仕事をしようというスタンスがストレスを溜めすぎないポイントです。
■こだわりが強い人の良い面を見る
責任感もあるため、信頼できる相手とも考えられます。良い面に気づければ個性と捉えられるうえ、お互いの得意なことをうまく分担できるでしょう。
こだわりが強い人の長所と短所とは
こだわりが強い人ならではの長所もあれば、気をつけたい短所もあります。一長一短な部分を自覚して、必要であれば直す意識を持ちましょう。
■こだわりが強い人の長所
こだわりが強い人の長所は、1つの仕事に対してクオリティの高いものを仕上げる技術と根気強さがあります。
まさに職人気質と呼べる性格であり、自分が興味を持ったことや、やると決めたことはとことん追求し、納得するまで努力を怠りません。
その分、完成まで時間がかかりますが、完成度の高い作品を生み出せるためクリエイターや、研究者などの分野では高い評価を受けやすいのです。
■こだわりが強い人の短所
こだわりが強い人は、集中力がありすぎるゆえに臨機応変な対応が得意ではありません。他人に口出しされたり、作業を邪魔されたりすると、イライラして怒ることもあります。
